2011年12月の携帯純増数で42万9900件のNTTドコモが21ヶ月ぶりに首位となった。ソニー・コンピュータエンタテインメントが昨年12月17日に投入したPSP後継「PlayStation Vita」(3G版)による契約が半数近くを占めたほか、次世代高速通信LTE「Xi」対応のスマホやプリペイド契約が人気を集めた。PS Vitaは発売後2日間の販売台数が推定32万1千台余だった。
20ヶ月連続首位だったソフトバンクモバイル(37万7300件)は2位に転落し、KDDI(29万4300件)は3位だった。ともに「iPhone 4S」の売上は好調であり、PS Vita抜きで計算すれば、ドコモを上回る計算となる。
2011年通年の純増数ではソフトバンクモバイル(343万5400件)が4年連続でトップを堅持。2位はドコモ(241万4400件)、3位はKDDI(177万500件)だった。