Tsugawa.TV

2011年国内パソコン出荷が過去最高に=1,086万8,000台

電子情報技術産業協会(JEITA)が取りまとめた2011年のパソコン国内出荷台数は、前年比1.0%増の1,086万8,000台となり、現在の統計基準となった2007年以来、過去最高を記録したことが25日わかった。一方、出荷金額は海外勢やタブレット端末との価格競争などもあって、前年比9.9%減の8,707億円だった。

 

テレビのアナログ放送終了に伴って地デジチューナー内蔵PCが売れ行きを伸ばしたほか、個人向け年末商戦も好調だった。また、法人向けもリプレース需要により堅調に推移した。

 

形状別ではデスクトップが前年割れとなった一方で、ノート型は価格対性能比の向上や節電志向の高まりなどによりプラス成長となった。なお、デスクトップ型のなかでもApple「iMac」などの一体型は売上を伸ばしている。