IntelはRealNetworksの次世代ビデオコーデックソフトウェアを1億2,000万ドルで買収すると発表した。RealNetworksの取得済み特許約190件と申請済み特許約170件が含まれる。
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メディアプレイヤー「RealPlayer」で知られるRealNetworksだが、音楽配信サービスではAppleのiTunesなどにシェアを奪われ、ここ数年は苦戦が続いていた。
IntelはUltrabookやスマートフォン、デジタルメディアなどのビデオ技術やマルチメディア機能強化につなげる狙いがあり、「よりリッチな体験や革新的ソリューションを提供する」としている。
両社は今後も次世代ビデオコーデックソフトウェアや新製品開発で協力する方針だ。なお、RealNetworksは特許売却後も、引き続き一定の条件下で特許技術を使用できる。