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Mozilla、Firefox 11でアドオン同期に対応へ

Mozillaは次期メジャー版「Firefox 11」において、Firefox Syncのユーザデータ同期機能を強化して、アドオンの同期に対応する。

 

現在の正式版「Firefox 10」でアドオン互換性確認は大幅に改善したが、次期「Firefox 11」では、Firefox Syncサービスの強化により、ブックマーク、パスワード、個人設定、履歴、開いているタブの一覧のほかに、インストールされているアドオンも同期できるようになる。

また、Google Chromeからのデータ・インポートやGoogle提唱の転送プロトコルSPDYに対応するほか、Web開発者向けツールとしてHTML構造を立体的に表示できるページインスペクタの3Dビュー機能や、スタイルエディタと呼ばれるCSS編集機能が追加される。

 

「Firefox 11」のベータ版はすでに公開されており、正式版のリリースは3月13日の予定。なお、Android版については、ユーザインターフェイスなどの抜本的な設計見直しのため、例外的にリリース日がデスクトップ版より遅れる見通しだ。