米Googleは現地時間7日、Android端末向けのWebブラウザ「Chrome for Android」のベータ版を公開した。システム要件はAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)となっており、Android Marketから無料ダウンロードが可能である。
スマートフォンおよびタブレット端末向け「Chrome for Android」は、随所にモバイル向け新機能が施されており、直感的なタブ切り替えボタンやリンクを自動拡大するリンクプレビュー機能など新たなユーザインターフェイスを搭載するとともに、デスクトップ版Chromeとの同期によって、デスクトップ設定(ブックマークや履歴など)がそのまま反映されるなど使い勝手もスムーズだ。
また、バックグラウンドで読み込むスピーディな検索機能やハードウェアアクセラレーションによるレンダリング高速化により、シンプルでありながら体感速度はかなり速く感じられる。なお、Adobe Flash Playerは非サポートとなっている。