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ソニー、医療事業を強化へ=最新イメージセンサー技術を活用

テレビ事業が8年連続で赤字見通しのソニーは、イメージセンサー技術を生かして医療事業を拡大する方針だ(Bloomberg)。現在、オリンパスに資本提携を提案しており、成長が期待できるメディカル事業の強化を目指す。

 

ソニーの最新CMOSイメージセンサーはAppleの「iPhone 4S」に採用されるなど品質が高く、今後は得意のイメージセンサーやレンズ、3D技術、イメージ処理などを活用して、画像診断装置や内視鏡などの医療機器との連携強化を目指す方針だ。

 

医療や科学装置向けCMOSチップの世界市場は、携帯電話向けセンサーよりも急速な拡大が予想されおり、また、医療事業はテレビ事業と異なって、価格よりも品質が第一に求められるため競争にさらされる可能性も低いようだ。