米Intelは現地時間2月14日、次世代通信プラットフォーム「Crystal Forest」(開発コードネーム)を2012年後半に投入すると発表した。
「Crystal Forest」は、パケット、アプリケーション、コントロール処理をIA(インテル・アーキテクチャー)上に統合する新通信プラットフォームで、セキュリティ機能を損なうことなく、マルチメディア・コンテンツを効率的に処理可能となる。
Intelによれば、レイヤー3のパケット転送で最大1億6,000万パケット/秒のパフォーマンスを実現しており、ネットワーク・ノード毎に数千本の高解像度ビデオ伝送を可能にするという。
ネットワーク機器メーカーは、「Crystal Forest」によって、製品開発の短縮とコスト削減や、サービス・プロバイダーのネットワーク効率の高い関連機器の開発が可能になるとされる。
Intelによると、IAプラットフォーム上のパケット処理パフォーマンスとスループットを向上させることで、「従来のインテル・プラットフォームに比べて5倍以上のパフォーマンス向上を実現する」という。