モリサワはWebフォントサービス「TypeSquare」を開始した。提供プランとして、ページビュー(PV)を基準に数種類がラインアップしており、数あるモリサワ書体のうち主要154書体を利用できる。なお、2012年12月31日まで「オープン記念¥0キャンペーン」を行なっており、すべてのフォントをPVの上限無く利用可能だ。
Webフォントはインターネットを介してフォントを配信する技術で、閲覧する環境にインストールされていないフォントでもブラウザ上で表示できるようになる。
「TypeSquare」は、専用htmlタグを挿入しスタイルでフォントを指定するだけで利用でき、サブセット化されたフォントが配信されるため、データサイズの増大を心配する必要もない。
また、Webフォントのメリットとして、テキスト情報が失われないことにより、検索、自動翻訳、音声読み上げ機能などとの親和性が高まり、拡大表示に耐える美しい表現が可能になる。