Mozillaは3月14日、Webブラウザの最新正式版「Firefox 11.0」をリリースした。いくつかの新機能が追加されるほか、ハッキングコンペ「Pwn2Own」で破られた脆弱性をはじめとする合計8件のセキュリティ問題が解決する(リリースノート)。
新機能として複数端末間でのアドオン同期がサポートされ、Google Chromeからのブックマーク、履歴、Cookieのインポートに対応するほか、JavaScriptによるメモリ使用量が削減される。
また、Web開発者向けには、WebGLを利用してWebページ構造を立体的に視覚化できるページインスペクタの3Dビュー機能や、スタイルエディタと呼ばれるCSS編集機能が追加される。
なお、Android版Firefoxはセキュリティと安定性向上を施したv10.0.3がリリースされた。