ウォール・ストリート・ジャーナルでは、ある情報筋によると、最近 Apple スティーブ・ジョブズCEOが、NTTドコモ 中村維夫社長に会い、「iPhone」の契約について(12月10日頃)話をしたと伝えています(ドコモ中村社長が渡米し面会)。同記事では、Appleはソフトバンクモバイルとも話し合っており、NTTドコモおよびソフトバンクモバイル両社の幹部が何度も米Apple本社を訪れたと伝えています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】以前からこの2社による「iPhone」争奪戦は水面下で繰り広げられていました。2008年の春〜夏頃には日本のマーケット投入が予想されることから、大詰めの折衝が繰り広げられているものと思われます。なお、KDDI は以前から「iPhone」導入には消極的な姿勢でした。
【追記】その後、このニュースは、日本国内のメジャーな通信社や新聞社をはじめ、世界中の多くのメディアやApple情報サイトで大きく取り上げられています。現時点ではドコモ優勢との報道が多いようです。Tsugawa.Tvの意見としては、ソフトバンクモバイルもまだまだ可能性はあると思います。孫正義氏とジョブズ氏の個人的な親交の深さから、最後に逆転劇がありそうでなりません。
【追々記】今朝のテレビニュース番組でも取り上げられていました。注目度が高まる中、ドコモとソフトバンクモバイルは、この件に関するコメントを拒否しています。今までの流れですと、Appleは、その国の携帯会社の中でトップシェアキャリアを選択する可能性が高いのですが、日本の場合は、「different」な「think & choice」をするかもしれません。「独占販売権」を巡る攻防からしばらくの間目を離せませんね。