ケータイ Watchでは、今日開催されたKDDI 小野寺社長の定例会見の模様を伝えており、同社長の「アップルと話をしていないと言えば嘘になる」「iPhoneはGSM対応であるために、CDMA方式の当社への対応はドコモの次の次」「大変魅力ある端末。ユーザーインターフェイスには特徴があり、一定台数は確実に売れる。しかし、米国の例では、iPhoneを取り扱った通信事業者の顧客数が増えたという話は聞かない。また、利益が増えたという話も聞かない。通信事業者はある一定のコミッションを支払っており、通信事業者にとって、大きなメリットがあるのかどうかが疑問」というコメントを掲載しています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】やはり、KDDI が「iPhone」争奪戦に加わることは無いようですね。「アメリカの状況を見るとiPhoneを独占提供しているキャリアのユーザー数が増えたとは言えず、1台当たりのサービス手数料もアップルに払わなくてはならない」とし、「iPhone」導入のメリットばかりに注視しています。儲け話にしか興味がないみたい・・。いずれにせよ、ドコモとソフトバンクモバイルの一騎打ちの様相です。
【追記】このニュースに株式市場も敏感に反応し、ドコモは買われて値を上げましたが(+3,000円 : +1.70%)、KDDI は大きく値を下げ(-19,000円 : -2.41%)ました。