Appleの噂系サイトで有名な「Think Secret」がウェブサイト上で声明を発表しており、この中でAppleとの和解について発表しています。この声明では、Think Secret と Apple は、両社にとって前向きな合意に達したとし、Appleの業務機密を盗んだされる情報ソースについては明かされることが無いが、ウェブサイトに関してはこれ以上発行することはないと述べています。同ウェブサイト管理人のNick Ciarelli氏は「私は和解に達したことに満足しています。これで大学での研究やさらなるジャーナリズムの追求に邁進できる」と述べています。
Appleは 2005年1月4日、ThinkSecret.comの所有者と、Appleの業務機密を盗んだとされる姓名不詳の個人をカリフォルニア州サンタクララ郡高等裁判所に提訴していました(当時、Macworld開催の直前だったことから、Appleの広報戦略の一環で話題作りとみる意見もありました)。
【Tsugawa.Tv’s Vision】米国憲法修正第1条で保証されている言論の自由と企業機密の問題は、それぞれの権利のバランスをいかにしてとるべきか非常に難しい問題。
当時、Appleは「わが社のDNAは革新であり、企業機密の保護はわれわれの成功にとってきわめて重要だ」と声明を発表し、また、裁判所に提出した書類では「憲法で保障された言論の自由を制限しようとしているわけではなく、被告の違法な行為、業務機密を不正な方法で入手して広めることにまで適用されるものではない」と述べていました。
Think Secretでは、Appleの製品発表前に何度も「あまりにも正確な」情報を掲載していたことでAppleが情報流出の犯人捜しをしていました。
Tsugawa.Tv で、もし、どこよりも先にAppleの新製品について正確に言及すれば、やはり、目をつけられることになるのでしょう。しかしながら、本来、ジャーナリストの世界では、このことこそが一番の手柄と評価されるべきことであるともいえます。
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