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Macworld 2008 – 最新の情報と細心の考察

現地時間2008年1月15日午前9時(日本時間16日午前2時)から行なわれるAppleスティーブ・ジョブズCEOの基調講演で、発表が予想されている製品やサービスについて、今までに得た情報を元にまとめてみました。一部内容は、Tsugawa.Tv独自の思考も含まれています。


iTunes + 映画レンタルサービス

「iTunes Store」で映画レンタルサービスを開始。再生後24時間以内の視聴が可能で1作品3.99ドル(約440円)の価格設定。多くの大手映画会社の参加が予想される。「iPod」と互換性のあるバージョンで配信。また同時にデジタル映画レンタルサービスのサポートがバンドルされた「iTunes」の新しいバージョン「iTunes 7.6」の発表も。


ウルトラポータブルMacノート

NANDフラッシュドライブ採用で、薄型・軽量・長時間駆動、13インチLEDバックライト付きスクリーン搭載で、外付け光学式ディスクドライブが付属、ワイドタッチ・トラックパッドやWiMAX採用なども予想されている。


Mac Pro(前倒しで発表済み)

新しい「Mac Pro」は、意外にもMacworldの1週間前に既に発表された。最大3.2GHzで動作のIntel45nmプロセス・クアッドコアXeon5400シリーズプロセッサ(Harpertown)を2基搭載、8コアが標準仕様になった。史上最速のMac。


MacBook

新しいチップセット採用のマイナーアップデートの可能性あり。


MacBook Pro

45nmプロセスのPenrynモバイルプロセッサ搭載「MacBook Pro」の発表があるかも。Blu-rayドライブ搭載や最上位モデルに黒いカラー採用の噂も。


Mac nano(Mac mini)

発売当初から同じデザインの「Mac mini」後継機として、サイズダウンされ新たなチップセットを採用した「Mac nano」の登場があるかも。


iPhone

8GBから16GBへのストレージアップグレードが行なわれる可能性が高い。現行8GBモデルの値下げも?3G対応版「iPhone」は、発売時期について何らかの発表があるかも。また、アジア市場への投入計画に言及する可能性もあり(日本や中国、シンガポールなど)。


iPod

特に変更はないようです。


Cinema Display

LEDバックライト採用でデザイン一新、フルモデルチェンジされる可能性が高く、HDMI、Adobe RGB、iSightをサポートするとの噂も。


Apple TV

メジャーアップデートの可能性が高い。LCD画面搭載やBlu-rayディスクドライブ搭載、Mac miniと統合されるとの噂も。また、年内にTVチューナーが内臓されケーブルTVへの対応の予想もあり。


マウス&キーボード

素材にアルミを採用したMighty Mouseが発表されるかも。また、フルサイズのワイヤレスキーボード登場の噂も。


ミニタブレット(Newton 2008)

「iPhone」や「iPod touch」向けに開発した「Mac OS X」をさらに進化させたOSを採用、マルチタッチスクリーン搭載のNewtonミニタブレットコンピュータの発表があるかも。Macworldには間に合わないとの情報も。



とにかく今年のMacworldは、今まででもっともエキサイティングなものになるのではないかと思われます。昨年は「iPhone」で世界中の注目を集めた同イベントですが、今年に関して言えば、「Mac Pro」のアップグレードを前倒しで発表する余裕もあり、2008年のさらなるApple社の飛躍を感じさせてくれるものになるのではないでしょうか。大きな期待を持って15日の基調講演を迎えてもがっかりさせられることはないのではないかと思われます。