Appleの2008年「iPhone」アジア戦略が鮮明に
Macworld Ukでは、ロイターのレポートによると、AppleはタイのAdvanced Info Service (AIS) と「iPhone」の販売を巡って協議を開始していると伝えています。
AISの幹部は、
我々は現在、収益をどのように分配するかも含めて詳細を交渉中です。Appleは「iPhone」販売のために当地でのオペレーターを必要としているのです。
とロイターにコメントしました。ただし、いつこの交渉が終了するかなどの詳細に関しては明らかになっていません。
ロイターによると、AISは、タイ国内で2450万人のユーザ数を抱えるトップキャリアであり、同国内携帯電話市場におけるシェアは約50%だということです。
また、ロイターでは、先週、Appleと中国チャイナモバイル(3.69億世帯と契約する世界最大の電話会社)との交渉が打ち切られたばかりだが、日本では、NTTドコモおよびソフトバンクモバイルとの交渉が引き続き行なわれており、なかでも利益分配に関して協議が集中していると伝えています。