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Macworld 2008 を終えて..「噂」総まとめ

Mac Rumorsでは、Macworld 2008の総まとめとして、どの噂が当たってどの噂が外れたかをそれぞれの製品やサービスごとに過去の情報などをまとめて評価をしています。

MacBook Air

まずは、なんと言っても1年以上前からさまざまな噂が立っていたウルトラポータブルMacノートこと「MacBook Air」。
Mac Rumorsの直前の指摘は、かなりいい線だったと自画自賛し、また、同記事で「MacBook Air」という名称の予測もしていました。基調講演直前には、Wired’s Gadget Blogの「信じられないほど薄い」というリークもありました。一方で長期に渡っていくつもの噂が流れていましたが、その中でもAppleinsiderが、「13″ディスプレイ、アルミ筐体、50%の薄さ、NANDフラッシュドライブ、LEDバックライト、光学式ドライブ無し」というかなり正確な情報を提供していたのはかなり印象的だったとしています。

Apple TV

あまり有益な情報は出て来ませんでしたが、 Businessweekの記事で、ビデオビジネスへの言及がありましたが抽象的な内容でしたし、HDコンテンツの提供を予想したCrunchGearの情報は随分前のものだったと指摘しています。

iTunes Rentals

FinancialTimesとVariety、Businessweekが、Appleの新しいムービーレンタルサービスに関する情報を提供しました。なかでもFinancialTimesは、2007年6月にこのサービスについてレポートしています。また、Varietyが期間や金額に関する情報を、Bloombergが主要な映画スタジオがこのサービスに参加する件を伝えていました。

iPhone 1.1.3

今年のMacworldのリークの中でも最も大きいものの一つがGearLiveによる「iPhone 1.1.3 firmware」に関するリークでしょう。リークされたビデオやスクリーンショットはかなり正確なものでした。

その他情報

この他にも、Digitimesの13.3インチのLEDバックライトスクリーンの情報やAmerican Tech ResearchのAirPort ExtremeベースステーションHDDの情報などが有効だったとしています。

次に来るものは?

Mac Rumorsでは、「MacBook Pro」のアップデートはまちがいなく来るだろうと指摘しています。注目すべきは、信頼できる情報として、マルチタッチトラックパッドを組み込むだろうという点です。
AppleInsiderの情報として「ミニタブレット(Newton 2008)」の登場が見られるかもしれません。「iPhone」の1.5倍の大きさのディスプレイを搭載した、Mac OS X採用のマルチタッチ・デバイスになるようです。Macworldでの発表も一時噂されていましたが、年内後半に発表がずれ込んだようです。