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Apple – 10〜12月期決算で史上最高の売上高と純利益

Apple史上最高の売上高と純利益を記録

Appleは、2008年1月22日西海岸時間午後2時/東部同5時からカリフォルニア州クパティーノで、2008年度第1四半期(2007年10〜12月期)の決算を発表しています。
これによると、すべてのカテゴリーで大幅に売り上げを伸ばしており、総売上高は96億800万ドル(前年同期比 35%増)、純利益は15億8,100万ドル(前年同期比 57%増、1株当たり1.76ドル)となり、共に過去最高を記録しました。同四半期の粗利益率は34.7%と、前年同期の31.2%から向上しており、また、米国外からの売り上げが、全体の45%を占めています。

この四半期中の各カテゴリの出荷台数は以下の通り。

  • 「Mac」の出荷台数は、231万9,000台(前年同期比 44%増)で、売上高にして47%増加
  • 「iPod」の出荷台数は、2,212万1,000台(前年同期比 5%増)で、売上高にして17%増加
  • 「iPone」の出荷台数は、231万5,000台(当期より英、仏、独における出荷台数も含む)

Appleのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)は、

Apple社史上過去最高となる売上高と純利益を発表できてたいへんうれしく思っています。「MacBook Air」や「Mac Pro」、「iTunes ムービーレンタル」などを今年のスタートわずか2週間内で発表しているように、Appleは2008年もさらに強力な製品やサービスを提供していきます。

と述べています。

来期の見通しはかなり控えめ、株価は大幅下落

Appleのピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は、

2008年度の第2四半期(1~3月期)の見通しについては、売上高が約68億ドル,希薄化後の1株当たり利益が0.94ドルになるでしょう。

と述べており、市場アナリストの予想を大幅に下回る業績見通しを明らかにしました。

米景気の低迷やApple業績発表の場で来期売上予想の悲観的な数字が示されたことに起因し、この日のApple株は時間外取引で急落(-11.38%)しています。