Mac OS X 10.5.2 最新Buildについての考察

Mac OS X 10.5.2 パブリックリリースの足音

AppleInsiderでは、今週火曜日にAppleからシードされたMac OS X 10.5.2「Build 9C20」について、ソフトウェアグラフィックドライバを「Leopard Graphics Update 1.0」(48.8MB) という名称のパッケージに独立させていると伝えています。この「Graphics Update」は、先に新しいMac OS X 10.5.2 Buildを入れてからインストールするよう求められているそうです。また、この分離や他の変更点のおかげもあって、今度のMac OS X 10.5.2の最初のデルタパッケージサイズを450MBから360MBまで減らすことができたとしています。
前回のシードと違って今回の「Build 9C20」では、既知の問題はリストアップされておらず、開発者向けの焦点もかなり絞られていて、コアコンポーネントは37から11にまで減少しています。残りの領域として「AirPort」「Dock」「Finder」「Safari」「Spotlight」「Time Machine」を挙げています。一方、新たに22のコード修正が加えられ、Mac OS X 10.5.2で記述された修正総数は115以上になっています。追加機能としては、半透明のメニューバーやワイドメニューバーをオプションで可能にするデスクトップ設定をサポートしています。このほか、光学式ドライブの共有を可能にするDVD/CD共有設定、Stacks機能のリストビュー、Time Capsuleのバックアップサポートなどが追加されていると伝えています。