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モトローラ携帯事業から完全撤退?「iPhone」などのライバルの影響

AppleInsiderでは、野村の投資アナリストの調査によると、モトローラはすぐにでも携帯電話事業から完全に手を引くかもしれないと伝えています。同社の携帯電話機部門の売上高の落ち込みは顕著に見られており、2007年10〜12月期決算では84%減益だったうえ、2008年1〜3月期は同部門の売上高の落ち込みが原因で同社全体が赤字になるとの見通しを示していました。
携帯メーカー最大手フィンランドのノキアや韓国のサムスン電子、市場新規参入の米Appleなどが台頭、モトローラは主軸の薄型携帯「RAZR (レーザー)」の販売不振がシェア低下を招き苦境に立っていました。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
就任したばかりのグレッグ・ブラウンCEOは携帯電話機部門の立て直しを明言しており、すぐの撤退は無いものと思われます。世界シェアは絶頂期と比べて半減したものの(約12%)、同社は依然として米国内ではトップのシェアを維持しています(約33%)。