Apple News | Tsugawa.TV

NANDフラッシュメモリ市場価格の下落が「Air」への搭載を可能に

Mac Rumorsでは、「MacBook Air」ストレージとして、Appleが初めて採用したSolid State Drives (SSD) は、NANDフラッシュメモリをベースにしており、特定の環境下で省バッテリと高速化を実現するものだが、搭載を可能にしたのは、市場での価格が大幅に下落 (2007年8月以降最大で -75%) したためだと伝えています (それでもまだまだ高価ではありますが・・) 。
2月1日には、IntelとMicron Technologyが、より高速な50nmプロセスNAND型フラッシュメモリ技術を発表しました。読み込み速度200MB/秒、書き込み速度100Mバイト/秒を実現しており、従来のシングルレベルセルのNANDフラッシュの読み込み40MB/秒、書き込み20MB/秒よりも5倍も高速化されています。
この技術を採用した8GBのSSDの量産は2008年中には行なわれるようですが、かなりの価格になると思われ、まずはプロフェッショナル市場向けになるとしています。
また、NANDフラッシュメモリ市場価格の下落は、Appleの「iPhone」や「iPod touch」にも影響を及ぼすと予想され、「iPhone」は年内にはアップグレードされて、ストレージの増強と3Gネットワーク対応すると噂されています。

モバイルバージョンを終了