Macworldでは、今週日曜日に開催される第50回グラミー賞のリハーサルを見る機会があり、この世界最大の音楽ライブ・セレモニーのバックステージではMacの果たす役割は非常に大きいと伝えています。
ライブ中継車には14台ものMac (MacBook Pro, Mac Pros, G5, G4) が搭載され、ステージからのビデオをキャプチャしているとのこと (ちなみに中継車両の製作コストは75万ドル!) 。
オーディオエンジニアのJoel Singer氏は、
Windowsは絶対に使いたくないよ。VistaやXPじゃなくてMacを使用する理由?それは、単にMacに慣れ親しんでいるからだよ。
と述べています。
また、今年のショーはテレビ放送の前の段階からウェブキャストとしてネット公開されますが、レコーディング・スーパーバイザーのHank Neuberger氏は、
俺たちはみんなMac野郎だよ。だから、ウェブキャストをするに当たり最優先したのは、Safariでの動作だ。
と語っています。
なお、グラミーアワードのウェブキャストは、現地時間10日午後4時 (日本時間11日午前6時) から、GRAMMY.comで公開されます。Check it out!
【in Addition】
視聴には皮肉にも「Microsoft」の提供するプラグインSilverlightが必要です。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
元来Macは音楽や映像のプロユース向けマシンとして成長してきました。デザイン、印刷、音楽、ビジュアル、放送、広告などの専門職分野でMacが多く使われているのはこのためです。
しかし、世界のブラウザシェアで100人中5人くらいというSafariを最優先してくれるのはうれしいですよね。