miからC言語やHTMLのソースを書くのに便利な定番のMac専用テキストエディタのα版「mi バージョン2.1.8a19」がリリースされています(フリーウェア・Mac OSX 10.3.9以降対応・Size : 3.8MB)。
バージョン2.1.8a8にてモード設定ウインドウをモードレス化するなどのインターフェイスの変更、および、各種機能追加・バグ修正を行い、バージョン2.1.8a19はその不具合修正+若干の機能追加版です。
バージョン2.1.8a19での変更点
・見出しが設定されたモードのファイルを開けないことがある問題を修正
・検索ウインドウのサイズが正しくない大きさで固定されることがある問題を修正
バージョン2.1.8a18での変更点
・他アプリケーション(Cyberduck等)から起動・連携できない問題を修正(前バージョンでドメイン名(CFBundleIdentifier)を”net.mimikaki.mi”に変更したのですが、本バージョンで、元の”mi”に戻しました。)
・ツールコマンドBROWSEにて、指定したアプリケーションでファイルを開くことができない問題を修正
バージョン2.1.8a17での変更点
・ヘルプをバージョン2.1.8用に更新しました(一部準備中)。また、各種設定ウインドウにヘルプボタン追加しました。
・モード設定の「開く」タブに以下の設定を追加しました。(B0390)
「テキストエンコーディングを確定できない時はデフォルトのテキストエンコーディングにする」
Onにすると、テキストエンコーディングを確定できないときは、モード設定のデフォルトに従います。
Offにすると、テキストエンコーディングを確定できないときは、第一候補のエンコーディングにします。
・ファイルパスの表示形式を、以下の3種類の中から、環境設定の「その他」タブで選択できるようにしました。デフォルトは①UNIX形式としています。(B0389)
①UNIX形式:システム起動ディスクの場合はボリューム名なしのパス(例:/Users/username/filename)、
システム起動ディスク以外の場合は/Volumes/ボリューム名/パス(例:/Volumes/volumename/folder/filename)
②MacOS形式:ボリューム名:パス(例:volumename:folder:filename)
③従来のmiでの形式:/ボリューム名/パス(例:/volumename/folder/filename)
※各種設定や、マルチファイル検索等における、ファイルパス・フォルダパスの指定は、上記いずれの形式でも指定可能ですが、
UNIX形式・従来のmiでの形式で解釈して両方ともファイル・フォルダが存在する場合は、UNIX形式が優先されます。
・ツールコマンドDROP, LAUNCH等で指定アプリケーションを起動できないことがある問題を修正(B0387)
・正規表現インデントの動作を以下のとおり修正(B0381)
複数の正規表現が一致する場合、テキスト内の行頭に近い方で一致した正規表現の「次の行」に設定したインデント増減値は、
行末に近い方に一致した正規表現の「現在行」に設定したインデント増減値で相殺される仕様としました。
・インデント設定がない場合に、インデントなしの行で改行したときに前の行と同じ量インデントされる問題を修正しました。(B0381)
・環境設定の「FTPアカウント」タブに「保存日時をファイル名に付ける」設定を追加しました。
Onにすると、保存する毎に、保存日時をファイル名に付加して保存します。(R0207)
・環境設定の「テキスト処理」に以下の設定を追加しました。(R0208)
「テキストの内容が1MBを越えるときは必ず行折り返しなしで開く」
「テキストの内容が1MBを越えるときは確認ダイアログを開く」
・段落数の多いファイルの編集・表示速度が遅くなる問題を修正しました。
・defaultsコマンド等で使用するドメイン名(CFBundleIdentifier)を”mi”から”net.mimikaki.mi”に変更しました。
defaultsコマンドで何らかの設定をされていた方はお手数ですが再設定をお願いします。