今やPodcastといえば、さまざまな音楽関連やメディア、教材、広告、チュートリアルビデオなどのプログラムや情報発信に使用されていて、我々のライフスタイルのなかにすっかり浸透していますが、AppleInsiderの発見した2007年1月にAppleにより出願された特許の中に、「Podmap」というモバイルプラットフォーム向けの新たなサービスを提供するテクノロジがファイリングされていました。
このソフトウェアベースで駆動するサービスの概念は、4つのコアコンポーネントで構成されており、簡単にいえば、ユーザが出発地から目的地への道順をリクエストすると、リモートサーバ（RSSサーバ）からテキストベースのPodcastメディア形式で結果が返されてきて、デバイス上でビジュアル地図と音声によるガイダンスが提供されビデオなどでの再生が可能になるというもの。その過程では、TTS (Text-to-Speech) エンジンや「Podmap Creator」と呼ばれるアプリケーションでビジュアルやボイスに変換されて「iPod touch」や「MacBook」などのポータブルメディアデバイスで利用が可能になる構想。
