Reutersでは、米投資専門週刊紙バロンズのインタビューのなかで、米著名ストラテジストのジョー・ローゼンバーグ氏が、Microsoftによる総額420億ドルでの米Yahoo! 買収提案について「理にかなわない」と指摘したと伝えています。
このなかで同氏は、MSバルマーCEOのリーダーシップには疑問があると述べ、MSがYahoo! 買収で適切なリターンを手にすることはないだろうと指摘。
さらに「まったく理にかなわない。MSが買収提示価格を引き上げるとしたら、さらにばかげたことだ」と述べています。
実際、Yahoo! への買収提案以降、MSの時価総額が買収提示価格ほどの約400億ドル近くも減っているとし、市場も同様の受け止め方をしていると指摘。
「MSが(買収から)撤退するのが一番いいことだ」と述べたと伝えています。