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ますます買う意義が問われる「MacBook Air」

オールインワンで高速・低価格の「MacBook」か、薄く美しく軽いが使いこなすのに知識や環境が求められスペックでも劣る「MacBook Air」か

昨夜発表された「MacBook」は、エントリーモデルでPenrynモバイル2.1GHz Intel Core 2 Duoを搭載し、HDDも120GBに増強され、さらには価格も1万円安くなり129,800円になりました。
一方、今月初旬から実売開始されている「MacBook Air」は、現行Macのなかで最も低いスペックとなる1.60GHz Intel Core 2 Duoプロセッサを搭載、HDD容量は80GB、さらには光学ドライブ未搭載、バッテリ交換不可、限定的なI/O端子など多くの点で不利であるといわざるを得ないデータが揃っています。しかも価格は229,800円。「MacBook」の倍まではいかないまでも1.8倍近い価格になります。
値段は高いけど、低いスペック。
ただし、もちろん、デザイン性やその薄さなど長所となるべく部分も挙げられるでしょう。「MacBook Air」の一番大きなメリットは重量だと思います。「MacBook」2.27kgに対して40%も軽い1.36kgです。逆にいうならば、ここにメリットを感じられないようであれば「MacBook」をお薦めすることになるでしょう。今回「MacBook」にマルチタッチ・トラックパッド・テクノロジが採用されなかった訳は「MacBook Air」のアドバンテージを保持させたかったからではないでしょうか。コンシューマーマシンとプロマシンの間の価格帯の「MacBook Air」に存在感を持たせない訳にはいかなかったでしょう。
どちらを買おうか迷ってる方は、ぜひ現物をショップ等で体感してから購入の検討をすることをオススメします。