Webに関するトラフィック解析サービス米Net Applicationsの2月のOSやブラウザ統計調査によると、オンライン・ユーザのApple Mac OSのシェアは7.46%で、1月の7.57%から若干ですが減少しました。「Safari」のシェアも5.70%ととなり、1月の5.82%から若干減少。同調査でMac OSおよびSafariのシェアが減少するのは昨年10月以来のことになります。
Mac OS若干シェア落とすも、Intel Macは右肩上がり
Mac OSのシェア7.46%の内訳は、Intel Macが4.39%(1月4.31%)、Power PCが3.07%(同3.26%)。Intel Macのシェアはここ1年でおよそ2倍になっており、マシンの買い替えや導入が順調に進んでいることを示唆しています。
WindowsOSは1月の91.50%から微増して91.58%に、「iPhone」のシェアは1月0.13%から微増して0.14%に、「iPod touch」のシェアは1月と同じ0.04%なっています。OS部門の各シェアは前月と比べてほぼ横ばいであるといえますが、唯一Mac OSの内訳でIntel Macがその比率を伸ばしつつあることは言及するに値するでしょう。
IEは4ヶ月連続でシェア減少、Firefoxは躍進、Safariは微減
ウェブブラウザのシェアについて、トップはMicrosoftのIEで74.88%(1月75.47%)、2位はFirefoxで17.27%(1月16.98%)、3位がSafariで5.70%(1月5.82%)、以下Opera 0.69%(1月0.62%)、Netscape 0.68%(1月0.61%)、Mozilla 0.59%(1月0.32%)と続いています。
なお、Netscapeは昨日3月1日に開発が終了しており、13年に渡る歴史に幕を閉じました。3月1日以降に同ブラウザを起動すると、「Firefox」および「Flock」への移行を呼びかける表示出てきて、リンクをクリックするだけで移行用のダウンロードが可能となり、Netscape Navigatorの設定を新しいブラウザにそのまま移行できるようです。開発元のAOLでは、セキュリティ対策からも「Firefox」などへの移行を強く推奨しています。