CNET Japanでは、Macworldの2月末の調査によると、最新バージョンの「Apple TV」でレンタルできるのは351タイトルだけであり、またMac/PCからの「iTunes Movie Rentals」でレンタルできる映画本数は399タイトルしかなく、購入用とレンタル用のすべての映画を合計しても770タイトルにすぎないと指摘していると伝えています。
Appleは同サービス発表時に「1,000タイトル以上」の映画作品を用意すると発表していました。
CNETでは、
MacworldでAppleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏がレンタルサービスについて発表したとき、同社は2月末までに1000タイトルをレンタルできるようにすると約束した。Apple TVの所有者はこれまでのところレンタルサービスに満足しているようだが、選択肢が限られていることから成長は鈍化するだろう。
と記述し、作品数が少ないことから生じる選択肢の少なさがサービスの低下を招くと指摘しています。
さらに
例えば、Netflixでは6000タイトル以上の映画やテレビ番組が同社のウェブサイトからダウンロードできると主張している。しかし、この数字はかなり水増しされている。Netflixでは2005年のNCAA男子ラクロスチャンピオンシップの試合や、「遊戯王カード」の「連続魔法カード」の使い方を教える「Learn Yu-Gi-Oh!: Level 2: Advanced」も1タイトルとして数えている。
Appleはオンデマンド映画配信サービス業界では後発であるという点をしっかり理解すべき。同記事は以下のような文章で締めくくられています。
Appleは「iPhone」のソフトウェア開発キット(SDK)を2月末までにリリースするという目標も達成できなかったが、今週、Apple本社で開催されるイベントで初めてSDKの詳細を知ることになるだろう。また、3月4日に開催されるAppleの年次株主総会で投資家がJobs氏に何を言うのかを見守るのも興味深い。
S.ジョブズ氏は謝罪する時は素直に非を認めるタイプ。