japan.internet.comでは、次世代ウェブブラウザ「Firefox 3.0」リリース準備中のMozillaのプログラマ Vladimir Vukicevic氏が、Mac OSに関して文書化されていないAPIが存在するとBlog上で指摘したことを受け、一部のハイテクコミュニティサイトなどで、Appleがサードパーティ製アプリケーション開発を妨害しているのではないかと騒動が起きていると伝えています。
記事によるとVukicevic氏は、
該当の投稿は、完全に正確さを欠いたものだった。われわれは妨害をまったく受けていない。Firefox 3は、これまで公開した中で最高のブラウザになる。Macでは最良のブラウザだ。われわれは単に、OS Xとの連携をより良くしたいだけだ。より優れた文書化が、正しい方向への一歩となるだろう。ブラウザに関しては、われわれとAppleのブラウザ開発者が同じ土俵に立っていると確認することだ
とコメントしたそうです。
また、Mozillaのチーフ・エバンジェリストMike Shaver氏は、
われわれがユーザーにより優れた体験をもたらす上で利用できたものが、OS X プラットフォームに存在することについて、ただ驚き、残念に思う。そしてそれらを利用する機会が与えられなかったことに、失望した。
と述べています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
「Firefox 3.0」は既にベータ3までパブリックリリースされており、まもなくベータ4が公開される見込みです。ただ、この段階に至っても多くのバグが存在しているとされており、その辺のフラストレーションが噴出したのかな?
Beta 2から1300箇所以上変更された現在公開中のBeta 3は2月12日にリリースされました。「Firefox 3.0」ベータ版はフィードバックを得る為の開発者向けですが、一般の方も利用できます。既にユーザは50万人以上と報告されています。ダウンロードサイトはこちら。