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国内ノートパソコン市場、「Air」効果で、Appleが大きくシェア伸ばす

BCNランキングでは、世界的に品薄になっている「MacBook Air」について、アップルジャパンの広報部が「製品を世界中で取り合いになっている状態」と指摘し、この影響もあってか「他のMacBookも売れ始めている」と述べていると伝えています。

MacBook Air」は、国内の量販店で品薄状態が続いており、都内のある量販店では「現在は品切れ中。次にいつ入荷するかも分からない状態で、入っても1回で1桁台の台数がやっと」という声が聞かれており、例え在庫する店があっても、「在庫はあるが1台だけ。すぐに売れてしまうだろう」という状態。2月最終週のノートパソコン販売台数ランキングでは、同製品はこの品薄状態が原因で台数シェア40位。
しかし、「世界最薄ノートブック」ということもあり、「パソコンと全く関係ない雑誌から、撮影に使いたいと貸し出し依頼も増えてる」(アップルジャパン広報部)など、メディアから大きく注目されています。この「Air」効果で「Air以外の他のMacBookが売れ始めている」(同)とのこと。10万円台前半からの「MacBook」や20万円台中盤からの「MacBook Pro」も売り上げが伸び始めており、この影響もあって販売金額シェアでは、8.8%と2桁に手が届く勢いになっています。
BCNでは、「Air」の品薄状態が解消されてくれば、同社のノートがさらに勢いづくことも十分ありそうだと指摘しています。