Apple News | Tsugawa.TV

LeopardはVista熱に感染したのか?

japan.internet.comでは、Adrian Kingsley-Hughes氏の記事の中で、Mac OS Xの最新バージョンLeopard について、機能や仕様ついて不満を訴えるネット上の声を多く耳にしてきており、これはWindows Vistaユーザに見られる症状「Vista 熱(Vistaitis)」に感染しているのではないかと問題提起しています。

Vista熱(Vistaitis)とは
Vista熱の根本的な原因は分かっていないが、この病気にはOSの新しい機能や仕様に対して非常に強い嫌悪感を抱くという症状がある。

Windows XPがメジャーアップデートをさぼったツケ。

Macユーザーの間でVista熱が大流行している背景にあるものは何だろうか? 筆者は、Macユーザーベースの拡大と少なからず関係があるのではないかと憶測してみたい。彼らの多くは、自分たちの問題の解決を期待してWindowsからMacに乗り換えてきたのだ。

= 中略 =

過度の期待から失望が高まることほど嫌なことはない。もちろん、Mac OSは素晴らしいが完璧ではない。また、当然ながら最終的に完成されるOSは1つもない。
OSに不満を訴えることが普通になるのなら、人々が望むのは開発者が思い描くOSではなく自分たちが望む通りのOSだという考え方にMicrosoftもAppleも慣れなくてはならない。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
ここ数年でユーザ側の要求がより複雑化し、また広範囲に渡るようになり、完全にすべての要求にアジャストしたものがアウトプットしにくくなっているのが現状。また、ネット環境の整備により、アップデータが容易にリリースできるようになったという側面もあると思います。