「iPod」にも課金?メーカー側は無制限の拡大に対し反発
デジタル放送のコピー制限を緩和する「ダビング10*」の解禁問題で、5月29日の文化審議会小委員会が延期されることになりました(*9回まではデータを残したままコピー可能で、10回目で元データがハードディスクから消える仕組み。複製を1回に制限する現行の「コピーワンス」から10回に増やすプラン)。
延期の理由は、録画や複製向けデジタル家電に著作権料を上乗せする制度をめぐって、著作権団体と電機メーカーの対立が解消していないため。補償金をHDD内蔵型録画機や「iPod」など携帯音楽プレーヤーにも課すかどうかを検討して、29日の小委員会で最終調整する予定になっていました。