CNET Japanでは、Googleが、米サンフランシスコで行われたカンファレンス「Google I/O」のなかで、携帯電話向けプラットフォーム「Android」に搭載する予定の機能について、タッチスクリーン式インターフェースを含む新しい機能を披露したと伝えています。
Androidはタッチスクリーン技術をサポートしているが、2本の指で画面上の写真をつまんで小さくするような操作が可能なマルチタッチ機能はまだサポートしていない。だが、携帯電話メーカーがマルチタッチ対応のタッチスクリーンを採用すればAndroidでも対応できると、Androidのプロジェクトリーダーを務めるAndy Rubin氏は講演後の記者会見で語った。
タッチスクリーン技術のサポートのほかにも、身体の向きを変えると、その動きに合わせて画面も左右に移動するStreet Viewのほか、メールや電話、スケジュールの機能的な表示方法や画面の点と点を結ぶロック解除方法など魅力的な機能がデモされたようです。
この日のデモで使用した「Android」は、匿名メーカーが作ったUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)方式の携帯電話上で動かしたもので、プロセッサはQualcommの「MDM 7201A」を搭載、静電式のタッチスクリーンはSynaptics製、高速無線通信は3.6MbpsのHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)方式を利用していたとのこと。
デモの写真はCNET News.comに多数掲載されています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
ちなみに、「Android」プロジェクトリーダーAndy Rubin氏は、元Appleの従業員でAppleのソフトウエアモデムなどの開発を行ったこともあります。