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「iPod」好調、前期比35%UP予想

AppleInsiderは、投資会社 FBR Capital MarketsのアナリストCraig Berger氏が昨日クライアント宛に提出したファイルによると、Appleの供給連鎖(SC)からみて、現四半期(6月末日)における「iPod」について、ほとんどの機種で受注が増えており(同氏が3月末にチェックした時より15%UP)、前期比ベースで35%増加しているとの見方をしていると伝えています。
同氏の指摘によると、「shuffle」「classic」「nano」が大きく伸びており、わずかに「touch」が減少しているものの「shuffle」をはじめとする多くの「iPod」が好調で、全体として大きく飛躍しているとしています。「iPod touch」がやや減少したことに対する言及はありませんが、どうやら次世代「iPhone」への期待からの買い控えが理由のひとつと推測されます。
「iPhone」に関しては、前回3月の調査から10%未満程度の減少を示唆していますが、3G「iPhone」投入でおよそ250%UPして300万ユニットにまで増加すると予測しています。6月、9月、12月期での3G「iPhone」受注見込みは当初の1,100万台ベースという予想を50万台下回るものですが、Appleの数値予測に詳しい情報源によると1,100万台販売の可能性が無いともいえないと言及。
Macについては、前回調査からみてやや減少、「MacBook Air」に注力したことが「MacBook Pro」の減少が響いた形に。前期比で15%減少するとの見方を示しています。
概して、これらから言えることは、過去2ヶ月間、Appleの業績はそれほど悪く無いといえると締めくくっています。