マイコミジャーナルでは、日本でのMozilla関連の情報発信源であるユーザコミュニティ「もじら組」主催のテクニカルカンファレンス「Mozilla Party JP9.0」の模様が掲載されています。
イベントのなかで、Mozilla Japan技術部John Daggett氏が、「Firefox」のグラフィックスについてGecko 1.9を中心に説明。文字表示は、文字を測って1ラインに入るように分けてから表示され、Mac OS XではATSUI(Apple Type Services for Unicode Imaging)、LinuxではPango、WindowsではUniscribeを採用しているとのこと。フォントにもよるがカーニングにも対応。
「Firefox 3」は6月に登場予定で、その後の「Firefox 4」も既に計画が進行しているらしいです。Geckoも1.9から2.0へバージョンアップされて、2009年年末には登場予定。
この他にも、MozillaサポートProject SUMOやフィッシング対策のためのMutualアクセス認証などについてのカンファレンスが行われました。
最後に、話題になっているのでご存知の方も多いと思いますが、「Firefox 3」のダウンロードキャンペーン「Download Day 2008」を紹介。これは、配信開始から24時間以内のダウンロード数でギネス記録を狙うというプロモ。県別のダウンロード状況が分かるようにするプランもあるようです。