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「Adobe Acrobat 9」Flash対応へ、オンラインサービス「Acrobat.com」とも連携

Adobeは、6月2日、PDFドキュメント作成・管理・最適化ソフトの最新版となる「Adobe Acrobat 9」を発表しました。今回初めてFlashをサポートしており、Flashに対応するアプリやマルチメディアコンテンツをPDF文書に組み込んでリッチなドキュメントの作成が可能となります。これらのドキュメントは、無料で配布される「Adobe Reader 9」で閲覧可能(映像の再生も可能に)。

また、「Acrobat 9」との連携も可能なオンラインサービス「Acrobat.com」も併せて発表されています。このオンラインツールは、オンライン・ワードプロセッサ「Buzzword」を搭載し、ファイルの共有や保管を実現し、ほかにもWeb会議ユーティリティ「Adobe ConnectNow」やPDF変換機能などを提供します。登録無料(メールアドレス登録)、英語版のみ。5GBの無料ストレージあり。
使用感はオンラインでの作業だけに若干のレスの遅さは気になりましたが、対話性が組み込まれインタラクティブな作業環境が提供されており、ビジネスとしての使用時にイマジネーションがかき立てられると思います。カラーも黒を基調としたクールな近未来的なイメージ。正直気に入りました。Google Docsよりは未来を感じる作りになっていると思います。1〜2年後には、Webに高速で繋がる環境さえあれば、かなりのフィールドをカバーできるメディアセンターとして利用できそう。
なお、デベロッパは、「Adobe Flex Builder 3」や「Adobe Flash CS3」を使用することで、レイアウト調整可能。