「iPod」不況知らずで売上UP、在庫豊潤でアップグレードはしばらく無し?
AppleInsiderでは、大手投資銀行リーマン・ブラザーズのBen Reitzes氏によると、業界全体が5パーセント下落するなど米経済が不況ななか、先週のApple Storeの売上は前年比で数パーセントアップしており、ライバル会社との差を広げつつあると指摘していると伝えています。
同氏は、抑制された米経済状況や消費者需要にもかかわらず「iPod」の販売台数が比較的安定しており、Appleの業績は予想されていたよりも肯定的なものになっているだろうと述べています。また、現在の小売店での「iPod」の在庫状況は豊潤であり、今すぐのアップグレードは無いようだとも指摘しています。
「iPod」好調、前期比35%UP予想
現四半期(6月末日)における「iPod」について
「shuffle」「classic」「nano」が大きく伸びており、わずかに「touch」が減少しているものの「shuffle」をはじめとする多くの「iPod」が好調で、全体として大きく飛躍しているとしています。「iPod touch」がやや減少したことに対する言及はありませんが、どうやら次世代「iPhone」への期待からの買い控えが理由のひとつと推測されます。
投資会社 FBR Capital MarketsのアナリストCraig Berger氏による指摘(via AppleInsider)。