英国では48時間以内の視聴期限で始まる映画レンタルサービス
Appleが英国の「iTunes Store」で、20世紀フォックス、ウォルトディズニースタジオ、パラマウント、ワーナー・ブラザース、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)、ソニー・ピクチャーズ、ライオンズゲートのメジャー映画会社各社と映画ダウンロードサービスについて合意に達したと発表しています。
映画はすでに700本以上が用意されており、旧作6.99ポンド、新作10.99ポンドの価格で販売され、レンタルサービスでは、旧作2.49ポンド、新作3.49ポンドでそれぞれ提供されます。
Appleの iTunes副社長 Eddy Cue氏は、
英国の「iTunes Store」は700本を超える映画を販売およびレンタル向けに提供しスタートします。英国の顧客は、お気に入りの映画を「iPod」や「iPhone」はもちろん、Apple TVを使ってワイドスクリーンテレビで楽しむこともできます。
と述べています。
未視聴の映画のレンタル期限は最長30日間で、視聴を始めた場合は48時間以内に視聴を終了しなければなりませんが、48時間以内であれば、何度でも繰り返し視聴可能。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
英国のレンタル期限は「24時間以内」ではなく「48時間以内」になるのですね。米国では「24時間以内」の視聴ということでスタートした映画レンタルサービス。米国も「48時間以内」へと延長されるのでしょうか?それとも国によってサービス内容が異なってくるのでしょうか?
あと、結局ユニバーサル・スタジオとは合意に至らなかったようです。ソニー・ピクチャーズとも直前まで契約内容を巡って議論されていたようですが、こちらは何とか合意に至った模様。
Appleは英国だけでなく、カナダでも「iTunes」映画ダウンロードサービスの開始準備をしていたと伝えられていますので、まもなく発表があるかもしれません。