読売新聞(紙面版)でおもしろい比較記事を見つけたので紹介します。
iPhone | 906iシリーズ | W62T |
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約21,100~31,700円 (*) | 5.5万円前後 | 5万円台 |
– タッチパネル方式 -「iPod」内蔵 – ネット経由で好きなソフトを取り込める |
– 主にボタン操作 – アニメなど7,000本の動画を取り込める – ワンセグ搭載 |
– 主にボタン操作 – 2,000種類の映画や海外ドラマをパソコンから移せる – ワンセグ搭載 |
カメラ:200万画素 | 320~520万画素 | 324万画素 |
待受け:300時間 | 565〜630時間 | 290時間 |
上図で比較した機種は「iPhone」(ソフトバンク)、「906iシリーズ」(NTTドコモ)、「W62T」(KDDI)の3機種。「iPhone」の価格は米国内での販売価格です(日本国内でも同等の金額が予想される)。
まずは価格面に焦点が当てられており、米国では通常スマートフォンの価格が400〜500ドル程度、日本でも販売価格が5万円を超えるなか、新型「iPhone 3G」は、8GBモデルでその半値以下となる199ドルという設定が発表され、大きな驚きを持って迎えられていると指摘。
ライバルとなるNTTドコモも
新型アイフォーンは信じられない安さだ
との感想を述べたと伝えています。
米証券アナリストによれば、この思い切った低価格と世界同時発売による大量販売を前提に、発注量を増やすことでフラッシュメモリなどの基幹部品を安く調達し、本体価格が抑えられるとのこと。
「iPhone」のユーザインターフェースについては、日本の携帯電話端末はボタン入力方式が普及しており、メーカー各社もメールが打ちやすい形状や設計に注力してきたため、「iPhone」のタッチパネル方式では操作しにくいという声もあり、さらに、日本の携帯で定番機能になっているワンセグに対応していないことから、一部専門家の話として、日本市場で爆発的に普及するのは難しいのではないかとの意見もあるようです。