AppleInsiderでは、オランダの環境保護団体 Greenpeace(グリーンピース)が、Appleの新型スマートフォン「iPhone 3G」について、「MacBook Air」発表の時のように環境への配慮や取り組みを表明していないことからみて、有害な化学物質を含んだりリサイクル困難な材料を使用するなどしてエコに配慮していないのではないかと危惧していると伝えています。
グリーンピースの有害キャンペーンヘッド Zeina Al-Hajj 氏によると、Appleは「iPhone 3G」の有害物質排除の姿勢と方針に関し奇妙なほど口を閉ざしており、おそらくは、Appleが「iPhone」のエコ度を進化させていないことを意味するのだろうと述べたそうです。
同団体では、昨年「iPhone」を分解して、2種類の有害物質とリサイクル困難なバッテリについて改善するよう指摘していました。
新しい「iPhone」の背面部分は、旧モデルでリサイクルのために使用されたとされるアルミから新モデルではプラスチックに移行されており、これはリサイクルの観点からいえば一歩後退といえるようです。
グリーンピースが各国の電子機器メーカーの環境問題への取り組みについて評価する最新ランキングで、Appleは10点満点中6.7点で第9位ですが、新型「iPhone」で改善が示されないようであれば減点の対象となりそうです。