Macworld UKは、ロシアでは「iPhone」の需要が非常に高く、Moscow Timesによると、月々およそ20,000台の「iPhone」がロシア国内に持ち込まれており、ロック解除された初代「iPhone」が1,000ドルの高値で売買されるほどの人気であると伝えています。
Appleは、ロシア国内の3大携帯電話会社のうちの2社と「iPhone」発売に関して協議したとされますが、上納金の問題もあって最終合意には至っていない模様。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
スティーブ・ジョブズCEOも先週のインタビューの中で、「中国とロシア市場では年内後半にも何か動きがあるだろう」と言及しており、この2国での「iPhone」発売には力を入れて行く模様。
ロシア同様、中国でもロック解除「iPhone」の人気は絶大で、中国IT系ポータルサイトの調査結果(2008年1月)において、同国内未発売の「iPhone」が、人気の携帯電話メーカーランキングで7位にランクインするなどのブームを巻き起こしており、実際、上海などの所得の高い都市において4000元弱~5000元強(6万円弱~75000円強)の価格で販売されているとも伝えられています。中国では既に数十万台の「iPhone」が使用されているようです。