ChinaTechNewsのレポートでは、中国のウェブサイトで駆け巡っている噂として、中国国内第2位の通信事業会社チャイナ・ユニコム（中国聯通）が、Appleの「iPhone 3G」を今年の8月から中国国内で販売することでAppleと合意したという情報を伝えています（Via MacDailyNews）。
Appleは、中国最大の通信事業会社チャイナ・モバイルと昨年末から断続的に協議を進めてきましたが、「利益分配協定」がネックになって進展を見せていませんでした。
最近、Appleのスティーブ・ジョブズCEOはインタビューのなかで、年内には中国で「iPhone」を発売できるだろうという見通しを述べていました。
中国での「iPhone」人気は絶大で、2007年末の段階で既に約40万台の「iPhone」が中国国内で使用されていたとされています（出荷台数の10%に当たる）。
今年の夏、中国では北京オリンピックが開催されることもあり、また北京市内にApple Storeのオープンが予定されているなど「iPhone」ネットワーク拡大のロードマップのなかで中国はひとつの大きなキーになっています。