産経ニュースでは、NTTドコモが、「iPhone」対抗策のひとつとして、現在法人向け限定で販売しているカナダResearch in Motion（RIM）社のスマートフォン「BlackBerry」を、今年の8月から個人ユーザ向けにも販売することが分かったと伝えています。
「BlackBerry」は世界で1,400万台を販売し、米スマートフォン市場では4割以上のシェア（最新の調査では44.5%）を誇っており、同国の「iPhone」のシェア19.2%を大きく上回っています。
エンタープライズの分野で強いとされる「BlackBerry」は、データ保護の暗号化機能をデフォルトで搭載しておりセキュリティが充実していることもあり、法人向けスマートフォン市場では「iPhone」を大きく引き離しています。
Appleは、新型の「iPhone 3G」において、暗号化アクセス（Cisco IPsec VPN）やMicrosoft Exchangeなどのサポートにより、主要なエンタープライズ向け機能を備えることでRIMの「BlackBerry」に対抗したい構え。