MOSCOW NEWSでは、世界中で「iPhone」が発売されようとしているなか、魅力的かつ急成長を遂げているロシアと中国市場では発売が未定ながらも、両国へは米国などでの市場で溢れ出た使用済み初代「iPhone」などがロック解除されて渡って来るので、Appleにとっては、びた一文投資せずに新規マーケットが開拓できるWin-Winなシチュエーションになると伝えています。
ロシアでは「iPhone」の需要が非常に高く、月々およそ20,000台の「iPhone」がロシア国内に持ち込まれており、ロック解除された初代「iPhone」が1,000ドルの高値で売買されるほどの人気。Appleは、ロシア国内の3大携帯電話会社のうちの2社と「iPhone」発売に関して協議したとされますが、上納金の問題もあって最終合意には至っていない模様。
中国でも上海などの所得の高い都市において4000元弱~5000元強(6万円弱~75000円強)の価格で販売されているとされ、2008年初めの段階で既に60万台の初代「iPhone」が使用されているようです。