MacNNでは、Yahoo!系列のオープンソース・メッセージング・ソフトウェア会社Zimbraの調査によると、Appleのウェブブラウザ「Safari」のレンダリング・スピードが、IE (Internet Explorer) やFirefoxなどの他社製品を圧倒しており、「ブラウザ戦争の勝者だ!」と讃えられていると伝えています。
このテストは、Zibra AJAXウェブ・クライアントを使用してOpenQA Seleniumで記録されたもの。この結果によると、「Safari 3.1.1」と新しいJavaScriptエンジンである「SquirrelFish」を適用したビルドr33940が他を大きく引き離しています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
次のバージョンとなる「Safari 4」では、ウェブページをデスクトップアプリケーションのように、単独のWebアプリケーションとして保存する機能も追加されます。「Safari 4」は、既に開発者向けにシード済み。
WebKitプロジェクトが開発を進めている、コードネーム「SquirrelFish」と呼ばれる次世代JavaScriptインタプリタ(解釈プログラム)を組み込むことで、実行速度は「Webkit/Safari 3.1」よりも1.6倍高速になるとされています。
このようなJavaScriptの進化は、今後さらにJavaScriptベースのウェブ・アプリケーションが大きな役割を担うことを示唆するものでもあります。