Bloombergでは、世界第2位の携帯電話メーカーである韓国サムスン電子(Samsung)が、199ドルという低価格での販売が先日発表されたAppleの「iPhone 3G」よりさらに70ドル安い価格で、タッチスクリーン・スマートフォン「Instinct」を米国市場に投入したと伝えています。
同機は米Sprintが米国内で独占的に取り扱い、各種インターネットの機能の他に、テレビ番組や動画撮影も可能。
機能性は一見して高く見えますが、ある専門家の話では、「iPhone」の真似をしているだけであり、多くの部分で「iPhone」に劣ると指摘しており、ソフトウェアの充実面では到底太刀打ちできないと述べています。
【Update】先ほど、Sprintが、「Instinct」は、同社の初日の携帯電話販売台数の記録を打ち立てたと発表しました(米国時間6月20日)。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
「Instinct」の価格は当初「iPhone 3G」と同じ199ドルになると見られていましたが、明らかに「iPhone 3G」を意識してさらに大きく値下げをした模様。サムスン電子は、Appleの動きに神経を尖らせており、WWDC開幕直前にも、別のブランドである「OMNIA」を発表しました。「OMNIA」もタッチ・スクリーンパネルを搭載した「iPhone」ライクなスマートフォン(レビュー記事)。