Adobeから、InDesign CS3 と InCopy CS3 の最新アップデータ「Adobe InDesign CS3 5.0.3」(60.4MB) および「Adobe InCopy CS3 5.0.3」(58.9MB) がリリースされています。
「Adobe InDesign CS3 5.0.3 update」には、ファイルサイズ、ハイフネーション、パフォーマンス、アンカー付きオブジェクト、文字揃え、繰り返し複製、索引、目次、テキストとフォント、辞書、カラー、スクリプティング、グラフィックの読み込み / 書き出し、InDesign 互換ファイル（INX）、XML、ライブラリファイル、プリントに関する問題、およびその他様々な問題に関する主要な修正事項が含まれています。
「Adobe InCopy CS3 5.0.3」には、文字揃え、取り消しとやり直し、テキストとフォント、辞書、グラフィックの読み込み / 書き出しに関する既知の問題、およびその他様々な問題に関する修正事項が含まれています。
Mac OS X Leopard（version 10.5.1 から 10.5.4）での「Adobe InDesign CS3 5.0.3」と「Adobe InCopy CS3 5.0.3」の実行に関する既知の問題は以下の2つになります。
ナビゲーションサービスを使用し、OS または Adobe ダイア• ログボックスを介して「配置」「保存」「別名で保存」または「書き出し」コマンドを呼び出すと、予期せず InCopy CS3 が終了する場合があります。
• Command+H キーのキーボードショートカットを使用して InDesign/InCopy CS3 を非表示にすることができません。
最近リリースされた Apple 社の Mac OS X Leopard version 10.5.4（開発版）では、検証時に頻繁に再現したナビゲーションサービスに関する問題が解消されています。そのため、今回の Leopard version 10.5.4 のメンテナンスリリースによって InDesign/InCopy CS3 の安定性が大幅に向上し、InDesign/InCopy CS3 が予期せず終了する回数が大幅に減少します。
現時点では、Command+H キーのキーボードショートカットに関する問題は修正されていません。暫定的な回避策として、次の方法をご利用いただけます。
• InDesign/InCopy をいったん終了し、再起動します。OS を再起動するまでの間、Command+H キーが機能するようになります。
Leopard version 10.5.4 のインストール後もナビゲーションサービスに関する問題が解消されない場合は、次の回避策を行うことをお勧めします。
• 既存のドキュメントを開く前に、新規ドキュメントを開きます（アプリケーションの開く / 新規ドキュメントダイアログを初期化）。
• 配置ダイアログを開き（解決するコンテンツがない状態でこのダイアログを初期化）、ダイアログを閉じます。