Macで簡単、手軽なパーティション操作を実現するツール「iPartition 3」
(株)ネットジャパンが、英国Coriolis Systems社製のLeopard対応版パーティショニングツールの新バージョン「iPartition 3(アイパーティション3)」の販売を2008年10月30日より開始(ダウンロード販売は先行して9月30日より開始)すると発表しています。価格は税込でパッケージ版が9,450円、ダウンロード版が5,670円。
Mac OS X 10.3.7以降(PowerPC 450MHz以上を搭載、またはIntel CPUを搭載したMacのすべて )に対応。
iPartitionは、PowerPC、Intel Macの両方に対応した、Mac OS X用のディスクパーティショニングツールです。
iPartitionを使用することで、既存のパーティション内のデータを残したまま、ハードディスクのパーティショニングがおこなえます。バックアップや過去の資産を運用する目的で複数のバージョンのMac OSをインストールしたり、WindowsやLinuxなどのOSを後から追加でインストールする際も、既存のパーティションのサイズ変更、新しいOS用のパーティションの作成を簡単におこなうことができます。
新バージョン3では、Mac OS X 10.5 Leopardに対応し、Boot Campで作成したWindows用の領域(FATとNTFSパーティション)に対しても、データを保持したままのリサイズが可能になりました。また、FAT、NTFS形式でのフォーマットにも対応しました。
バージョン3での新機能
・ Mac OS X Leopardに対応
・ Boot Campで作成したWindows用の領域に対して、データを保持したままリサイズが可能
Mac環境に存在するWindowsパーティション(FAT、NTFSパーティション)に対しても、データを保持したままリサイズをおこなうことができます。
・ FAT、NTFS形式でのフォーマットに対応
Windowsと共有して読み書きするパーティションは、FAT形式でフォーマットする必要があります。iPartitionは、Windowsやディスクユーティリティを使用しなくても、直接FAT形式でのフォーマットが可能です。また、Windowsから4GB以上のサイズのファイルを書き込めるよう、NTFS形式(注1)でフォーマットすることもできます。
(注1)NTFS形式の場合、Mac OS Xからは読み込みのみとなります。
iPartitionの特長
・ 簡単、手軽なパーティション操作
iPartitionを使えば、パーティション内のデータをそのまま保持したパーティショニング(注2)が可能なため、パーティションの再構成に要する時間を格段に短縮することができます。また、直感的でわかりやすいユーザーインターフェースにより、簡単にパーティションのリサイズ/作成/フォーマットをおこなうことができます。
(注2)iPartitionでは、HFS+に加えてHFSX、更にはWindowsのFAT、NTFS形式のパーティションに 対しても“データを保持したリサイズ”が可能です。
・ 高い操作性と安全性
iPartitionは、複数のパーティション変更手順を記録し、実際の変更作業は後から一度にまとめておこないます。そのため、ひとつの変更作業が終わるのを待ってからまた次の操作といったことを、ユーザーが繰り返す必要はありません。また、実際に変更を適用する前に最終的なディスクレイアウトを確認することができますので、安全にパーティション操作ができます。
・ 外付けドライブをサポート
内蔵ハードディスクはもちろん、FireWire、USB接続の外付けハードディスクやリムーバブルドライブに対してもパーティション操作が可能です。
・ パーティションのワイプ
iPartitionにはハードディスクを破棄する際や、長い間使用してきたハードディスクをリフレッシュする際に使用する、ワイプ機能が備わっています。ワイプ機能は、任意のパーティション全体を「0」で上書きします。
・ デフラグツール「iDefrag Lite 3」付属
製品DVD内に、ディスクデフラグツール「iDefrag Lite 3」(「iDefrag 3」の機能限定版)を収録しています。これを使えば、断片化されたデータがパーティションの後方に存在することで、パーティションが思うように縮小できない場合に対応できます。また、リサイズ後のパーティションに最適なメタデータの再配置がおこなえます。