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中国の山塞文化 -iPhoneコピー商品も店頭に

YOMIURI ONLINEでは、携帯電話などの盗作版商品を意味する「山塞 (さんさい) 」という言葉が中国で広まっており、Appleの「iPhone」コピー商品も携帯電話売り場に並んでいると伝えています。
コピー商品は「山塞機」と呼ばれており、NokiaはNOKILA、SONYはSUNYとネーミングを変えるなどして店頭に並んでいるほか、特にAppleのiPhoneに関しては完全コピー品が売られているといいます。
去年「iPhone 3G」正式リリースされるより前に、中国では早々と「iPhone 3G」クローンが90ドルほどで販売され、我々の度肝を抜いたものです。

海外から知的財産権保護の遅れを非難される中国当局は取り締まりに躍起だが、「山塞文化」という言葉まで生まれる社会現象にまで発展し、根絶は容易ではない。

中国国内では、コピー商品に対する見方も徐々に変わっていて、「低俗」「中国の恥」などと批判の声が一部あるものの、ひとつの「民間文化」だと開き直る風潮も根強いようです。