AppleInsiderでは、世界的な経済後退が続くなか、Appleの直営店も不況の波にのまれており、ここ数年続いていたある種劇的な売上パフォーマンスは見られないものの、WindowsユーザをMacプラットフォームへ導くなどの重要な役割は果たしていると伝えています。
先日発表されたAppleの第1四半期 (10-12月期) の総売上高に対するApple直営店の売上が占める割合は、17.1%となっており、前年同期比で0.6%落ち込みました。
過去7年間でいえば、直営店での収益は年率15%上昇してきましたが、Needham & Companyのアナリスト Charles Wolf氏によれば、景気が回復するまでは、売上パフォーマンスの低下は続くだろうと指摘されています。
先日行なわれた2009Q1の業績発表カンファレンスコールのなかで、AppleのCFO(最高財務責任者)ピーター・オッペンハイマー氏は、2009年に新たに25の店舗を開拓すると発言しています。
世界を取り巻く不況の中、我々の直営店は素晴しい業績を挙げている。(直営店で商品を見て)店内で買って行く客もいれば、ほかの量販店などで買うひともいるだろう。でも、我々にとってみればどっちも等しく歓迎することだよ。