AppleInsiderによると、米国のiPhone提供キャリアAT&Tの2008年Q4 (10-12月期) 業績発表によると、当期間に190万台のiPhone 3Gの販売が計上され、さらに2008年後半の半年間だけでトータル430万台がアクティベートされたとのことです。
AT&Tは、iPhone 3Gの好調な売れ行きが同社のEPS (一株当たり当期純利益) を押し上げたと高く評価しており、該当期間の契約者のうちおよそ40%が他社からの新規契約だったとも言及しています。
さらに同社は、iPhone 3G加入者のクォリティの高さにも触れています。
iPhone 3Gの購入者は、1加入者あたり高い収益を我が社に月々もたらしてくれるうえに、携帯電話契約の解除率も低いのです。
一方で、iPhoneのライバルResearch in Motion(RIM)初のタッチスクリーン携帯「BlackBerry Storm」について、同社製品を米国で独占販売するVerizon Wirelessは、2008年Q4決算データで正確な個別の売上には言及しませんでした。
Wall Street Journalによれば、当期間「BlackBerry Storm」は50万台アクティベートされ好調な売れ行きを示したとされていますが、iPhone 3Gはそのおよそ4倍となる190万台を出荷しています。さらに、発売直後の四半期の比較でいえば、iPhone 3Gのアクティベート数は「BlackBerry Storm」のおよそ5倍になります。