世界中のWebトラフィック解析サービスを行っているNet Applicationsによる2009年1月の調査結果によると、オンラインユーザのうちApple Mac OSの占める割合が、昨年12月の9.63%から今年1月は9.90%へと拡大、Safariのシェアも昨年12月の7.93%から今年1月8.25%へと大きく数字を伸ばして、ともに過去最高のオンラインシェアを記録したことが明らかになりました。
MacユーザのLeopard使用率は約53%
Mac OSは、昨年10月の段階で8.21%だったシェアが、11月8.87%、12月の9.63%と年末に向って急上昇しています。これは、MacBookおよびMacBook Proがアップグレードしてユニボディタイプとしてリリースされた時期と重なっています。
Mac OSの内訳では、Mac OS X 10.5 (Leopard) が約53.0%、Mac OS X 10.4 (Tiger) が約27%となっています。Mac OSユーザのうち、最新バージョンの使用率はおよそ半数という結果になります。
iPhone OSのシェアも過去最高を記録しており、昨年12月の0.44%から今年1月0.48%へとアップしています。これは、Linuxのシェア(0.82%)に迫ろうかという勢いです。
Safariが初めて8%を突破
Webブラウザシェアを見てみると、SafariもMac OS同様に昨年10月から一気にシェアを拡大しており、10月の6.57%と比較して今年1月には約26%増となる8.25%にまで数値を伸ばしています。
その他では、Windows Internet Explorerがこの一年でおよそ8ポイントシェアを落として67.65%になっています。FireFoxは堅調にシェアを伸ばして21.48%に、Google Chromeも微増の1.11%になっています。